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June 17, 2009 3:24 PM
自転車で行動していると、たまにウォ~と思わず声を上げてしまう景色に遭遇する。 そんな時決まって思うのは、あぁめんどくさがらないでカメラもってくれば良かった…だったりします。
つい最近も、そんな事があったのだけど、近所だったので別の日に撮りに行くことにした。
紫陽花。
その夜、友達の市川孝典くんと飲んだ。 「カメラマンって、いつもカメラもってる感じだけど、 むね君って、もってないよねぇ」
今日の事を見透かされたのかと思いながら、苦笑いしてたら、 「そういうのって、なんか好き!」と続いた。
そんな風に言う人、初めてで、ちょっと新鮮だった。 自分的には、なんか努力してない感じがしてたから。
孝典くんは、美術家で線香で絵を描く。 はじめて見たとき、オノノイタ。 その絵は、穴だらけ。ひと穴ひと穴、線香で焦がしあける。 痛かった、その穴。だけど、美しい、傷跡みたい。
孝典くんの絵は、記憶の中から抽出する。 ぶっつけ本番。下絵なし。 そして、ふらりと旅へ出る。
そんな時、スケッチするの?と聞くと、 「しない。ただひたすら楽しむことにしてるんだ!」 と孝典君は言った。
写真も撮らないで、ただ楽しむことに集中して、 頭の中に(心だったっけ?)残ったものを思い出し描く。
よい言葉が見当たらず、すごいねぇと言う僕。 ほんと、実際見るとそのリアルさってすごいんだ。
孝典くんと話すと、なんとなく思い込んでいた、 こうじゃなきゃいけないという思いが、 自分の気持ちを大切にすることの方が、ベストだったんだという気持ちに 戻されて、心が軽くなる。 それは、絵を見ていても、感じることで、 ここにいる孝典くんが描いたものだとシンプルに思うのだった。 ぶれがないっていうか。
そんな孝典君にくだらない質問攻め。 いつも、何時ごろ寝るの? 「寝むくなったとき」 心の中で、ガッツポーズがでてたよ、僕。
市川孝典展 VINTAGE BROWN 6月17日~6月30日 11時~19時 @PLSMIS東京都港区南青山4-17-4-1F
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MUNEHISA SAKURADA Photographer櫻田宗久