RIRIKO AMAKASU BLOG

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泥の船

August 4, 2008 1:22 PM

先日、集英社の月刊『プレイボーイ』が廃刊というニュースを見ました。
記憶が定かではないけれど、終刊って言葉を使っていたような・・・。

ん?ついこのあいだ、小学館の『ヤングサンデー』休刊のニュースを耳にしたばかり。

でもって、その前は講談社の『キング』『スタイル』休刊、
その少し前は文藝春秋の『タイトル』休刊。
と、立て続け。

本当に雑誌が売れないようです。
当然、そこに載せる広告も頭打ち。

雑誌だけじゃない、本も売れません。
編集者と話すとせちがらい話題ばかりで、
もはや小説というジャンルは
ごく一部のマニアのものなのかな、という気にもなります・・・。

みんなケータイとかパソコンに忙しくて、
本のページなんてめくっている暇なんてないよなあ。

はやなかで明るい話題の多い1ovenでこんなこと書くのは申し訳ないけど、

出版業界は泥の船だ。

沈みかかっている船にのっている私はどうすればいいんでしょうかね。

しがみつこうにも、ほら、泥だから。
手応えすらない。
しがみつけばしがみつくほど、
手の隙間から何かがさらさらっとこぼれていく感じです。

正直にいうと、最初はバイト感覚の仕事でした。
なんとなく文章を書き始めてから、
あっという間に時間がたっちゃった。

いろんな連載が始まっては終わり、
それが刊行本になったりならなかったり。
ずーっと、リストラと再就職の繰り返しをしていたようなもんです。

そのうち、もっとまっとうで安定した仕事についたほうがいいんだろうなあ、
心の片隅では、いつもそんなふうに思ってました。
私が欲しているのは、もっと地味な安心感だ、なんてね。


でも、
よく判った。


私って、プレッシャーとかストレスとか、好きなんだ。
ほんとは。

この先どーなるのか見えないっていう状況に、
ものすごく生きているっていう実感を持ってしまう。

仕事だけじゃない。
男の人のこともそうかもしれない。

う〜ん。
まずいですね。
こんなんじゃ、幸せになれないじゃん。

いつでも、はらはら&ぴりぴりなんて
していたくないっすよ。自分でも。

それなのに、どーしてだ?
沈みかけないと、船にのっていることすら忘れてしまう気がするのです。

これは、持って生まれた性質なのかな?
それとも、今まで何か原因になるようなことがあったのかな?

自分のことが一番わからないね。
きっと、誰でもそうだろうけれども。

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甘糟りり子

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