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ETSUKO SATO

  • プロフィール

    • 1969年東京生。1992年早稲田大学教育学部卒業後、株式会社博報堂、外資系化粧品ブランド(クラランス、ゲラン)のAD/PRマネージャーを経て、2001年アートディレクター佐藤可士和のマネージャーとしてSAMURAIに参加。大学や幼稚園のリニューアル、病院のトータルディレクション、数々の企業のCIやブランディング、商品及び店舗開発など、既存の枠組みにとらわれず、アートディレクションの新しい可能性を提案し続けるプロジェクトのマネージメント&プロデュースに幅広く携わる。
      著書に「SAMURAI 佐藤可士和のつくり方改訂新版」(誠文堂新光社)、「オトコらしくない、から、うまくいく」(清野由美氏との共著/日本経済新聞社)、「佐藤悦子の幸せ習慣」(講談社)他。

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2012.05.28

瓦礫を活かす森の長城プロジェクト

細川護煕先生と宮脇昭先生が立ち上げられた
一般財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」の理事に
佐藤可士和も就任させていただいております。

先週金曜日にその設立総会があり、
「NEWS ZERO」等でご覧になられた方もいらっしゃるのではないかと思います。

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未だ進んでいない震災後の瓦礫の処理ですが、
この財団では、毒や分解不能なものを取り除いた瓦礫を土とまぜてそこに植林をし、
将来の巨大津波に対応するため、新しいエコロジカルな防潮堤を作っていくという
活動をしていきます。

これを機会に勉強させていただいたのが、
「瓦礫」は「ゴミ」ではなく「地球資源」だということ。
歴史的に瓦礫をこのように活用していくという考え方は珍しいものではなく、
横浜の山下公園は関東大震災の瓦礫の上に、
またドイツやオランダ森は、第二次世界大戦の瓦礫の上につくられたものが
とても多いそうです。

瓦礫と土をまぜることによって、土壌に空気層が生まれ、
より根が地中に入り、根が瓦礫を抱くことにより木々が安定するので、
防潮堤としてもとても優れたものができます。
長い年月をかけて、有機性廃棄物は土にかえっていくのです。
また木は成長していくので、20m、30mのコンクリートの防波堤を作るより、
結果的には高い“いのちを守る森の防潮堤”となることを願っています。

まだ設立されたばかりですが、
国や自治体とも連携して、このプロジェクトが大きく発展するよう
精一杯努めさせていただきたいと思っております。

2012 05.28 10:56 |POSTED by ETSUKO SATO
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